バレエ歴17年の舞台オタクが如恵留担になるまで
これはバレエ大好き舞台オタクがTravis Japanに出会い、川島如恵留くんに沼落ちするまでをたらたらと書き連ねたブログです。
これを読んでくださっている心優しい方々にむけてはじめに自分のことを書いておきます。
私は舞台観劇が好きで年間だと40~50本くらいの舞台を観ます。劇団四季、東宝系、ホリプロ系、小劇場系、2.5次元系など興味のあるものを片っ端から観ていくいわゆるちょろいオタクです。
そんな私が最初にTravis Japanを認識したのは少年倶楽部でした。贔屓の俳優さんが出る舞台にJr.がでるというので顔と名前は一致させておこう程度のノリでした。
少クラを流し見していたある日、ある曲に衝撃を受けました。それがTravis Japanの『VOLCANO』です。(ここからVOLCANO語りがはじまります。長いです。流し見してください。)
まず最初の一人一人が歌っていくところの如恵留くんの跳躍に目を奪われました。低い姿勢からの高さのあるジャンプ、しかも回ってるし、どんな身体能力してるのか?と思いました。ただでさえあの高さのジャンプをできる人はそうそういないと思うのですが、さらに屈んだ姿勢から一気に飛んでいるのでとんでもない跳躍力と体幹があるんだなと思いました。
そしてフォーメーションの美しさに見とれてしまいました。
タイトルにも書いてありますが、私は4歳から21歳までクラシックバレエを習っていました(やめてしまいましたが今でもバレエは大好きです)。群舞という大人数の踊りにおいてバレエでは個々人がどれだけきれいな動きをしていてもフォーメーションが美しくなければきれいには見えません。
Travis Japanは曲中にフォーメーションの変化が多いと思うのですがその全てにおいてかちっとハマった形を作るのです。
好きな所を書き連ねると誰も読んでくれないくらいの長さになってしまうので特に好きな所を語らせてください。
(Travis Japan【ダンス動画】VOLCANO(dance ver.))
こちら定点カメラでのダンス動画です。この動画でいうと2:32からの
七五三掛「目覚めた君のDNAに」
松田「送られてきたメッセージ」
七五三掛·松田「そうさ偶然などない」
の所です。
まずしめちゃんのパートの前は、前に3人後ろに4人というフォーメーションです。
しめちゃんが歌いながら移動した後、下手から1人(松倉)、3人(奥から吉澤·川島·七五三掛)、2人(中村·宮近)の並びで斜めを向きます。
列と手をあげる角度が本当に美しく揃ってますね。
げんげんの移動後には、前から2人(下手から松田·七五三掛)、3人(松倉·川島·宮近)、2人(吉澤·中村)というフォーメーションになります。
それぞれ違うポーズをしているのにこんなに美しいことがあるでしょうか。
このしめちゃんのパートから3つのフォーメーションが終わるまでおよそ7秒です。
7秒の間にここまできれいなフォーメーションを作ることができるのかと衝撃でした。
1つ目から2つ目のフォーメーションに変わる時に松倉くんは後ろの列から気持ち前に移動して、宮近くんは気持ち後ろに移動しているように見えます。(説明下手くそかよ。伝わります?)
つまり3つ目のフォーメーションでは2列目が横並びというわけではなく、如恵留くんが少し前に出て松倉くんと宮近くんが対象の位置にいるという形です。(私が動画だけを見てそう思っただけです。違っても怒らないで…)
ほんの少しの違いですがこれだけで美しさがすごい変わる気がします。と同時にこのくらいの微妙な位置の違いがTravis Japanのダンスへのこだわりなんだろうなと感じました。
また、フォーメーションが変わるごとにメンバーの位置が目まぐるしく変わる事にも驚きました。
バレエでは、基本的に対象の人とは同じ動きをして舞台中央を挟んで同じ場所に行くことが多いイメージなのですが、(伝わります?シンメはずっとシンメにいるみたいな感じ……伝われ…)
トラジャの振り付けはちゃかちゃんがセンターにいることが多いもののそのセンターも変わるしさっきシンメの位置にいた2人がどっちも上手側にいたりするんです。
つまり移動がめちゃくちゃ多いし複雑。私だったら振付師を恨みます。
この目まぐるしい移動をしているにもかかわらずフォーメーションは完璧に美しい。
フォーメーションは舞台の前にある番号(センターが0番でそこから上手と下手に向かって1.2.3...と続く)をみて自分の場所を覚えると思うのですが、トラジャの場合はその数が死ぬほどあるということですよね。私だったら振付師に殺意がわきます。
長く書いてしまいましたが、何が言いたいかというとトラジャの踊りってすごいよねってことです。(雑すぎるまとめ)
さっき書いた部分だけじゃなく他にもたくさん好きなところがあるんですがVOLCANO語りはこれくらいにしておきます。
さて、私がこのVOLCANOを見たのは2019年の5月ごろでした。そしてのえるくんに落ちたいまは2020年の5月です。この1年に何があったのでしょうか。(1年前のことでここまで書いたの?前書き長すぎん?すまん。ここからはサラッと書くからよかったら読んで欲しい…)
このVOLCANO事件後(事件ではない)も私はトラジャのダンスの美しさに魅了され続けました。特にのえるくんの美しいダンス。
まずアクロバット。私は今までアクロバットをみてすごいな!としか思ったことがなかったのですが(頭の悪さがにじみでてるな)、のえるくんのアクロバットをみて美しさを感じたんです。
アクロバットのどこで一時停止をしても常にきれいなんです。
指先、足先、頭のてっぺんまで神経が張り巡らされているというか、例えるなら竹のようなしなやかなさを感じました。
そして動きの美しさ。キメからキメまでの動きがなめらかだしキレがある。あと顔の付け方がすごいきれいだと思うんです。
私のバレエの師匠は、空から頭のてっぺんを引っ張られているというような表現をよくするのですが、(空から引っ張られると身体に1本芯ができるよね、みたいな感じ。めちゃくちゃニュアンスですまん。)
のえるくんも身体の芯があって背筋がきれいに伸びているように見えるんです。そこから顔がつくのでどの向きを向いていてもきれいに見えるし美しい。
のえるくんがバレエ経験者だと知ってめちゃくちゃ納得しました。
そしてのえるくんのすごい所はそれがどんなジャンルのダンスにもハマるところだと思うんです。
私が他ジャンルのダンスをやろうとするとなんかどうしてもバレエっぽくなっちゃうというかうまくできないんですけど、のえるくんはしなやかさなどの良さは無くさずに、でも別ジャンルのダンスの良さもバチバチに出すので本当にすごいなと思いました。
また、私はYouTubeを見始めました。(話の繋げ方へたくそかよ)
YouTubeでの彼らはひたすら楽しそうで、人を傷付けない優しさを持ってる人達ですぐに魅了されていきました。
特に好きなのが童謡で踊ってみたシリーズです。
まじでコレオグラファーしーくん天才すぎません?
トラジャってそれぞれがこういうダンスが似合うっていうのがあると思うんですけど、しーくんはそれに合わせて振り付けとフォーメーションを割り振ってると思うんです。
メンバーを見続けているしーくんだからこそできる振り付けだと思いました。
ほんとに何回みたかわからないくらい見ました。アルプス一万尺の回のしーくんにお礼を言うTravis 幼稚園 Japanかわいくて大好きです。
YouTubeをみていてTravis Japanはなんて素敵なグループなんだろう。と思いました。
ちゃかちゃんはグループのまとめ役かと思ったらトリッキーなボケをしたりワードセンスが天才的だったり
しめちゃんは天然発言で周りを不思議な空気で包むのにそれが許されちゃうゆるふわな天使かと思いきやたまに卍龍也さん卍になるし
うみんちゅは楽しい時の笑顔とテンションがめちゃくちゃかわいくて、でもステージに上がると目を逸らせないような魅力をだしたり
のえるくんはメンバー愛に溢れててルール説明とかTravis 幼稚園 Japanの保護者をしていたり、でもたまに抜けてるところとかがあって
しーくんは常にみんなのことを考えてみんなのためならなんでもやってくれるような優しさを持ってて
げんげんは人懐っこい末っ子なのかと思ってたらそれだけじゃなく細やかな気遣いもできる努力家だしツンプルに顔がきれい
まつくはなにかと不憫なことも多いのにそれも武器にしちゃう愛され力を持っているしひたすら笑顔がかわいい
こんな7人みんなが素敵なグループ好きになるしかないじゃないですか。(人柄についてしか書いてないけど本当はダンス面でも1人ずつ書きたかった。(文字数))
ちなみにここまでトラジャへの愛を書き連ねていますが私はジャニーズというものに自分がハマるとは思っていませんでした。
というのも冒頭にも書いたように私は舞台のオタクです。これ以上沼を増やしたら時間的にも金銭的にも無理だ!と考えていました。
常に気を引き締めて「大丈夫、まだハマっていない。かっこいいとは思ってるけどまだ私はジャニオタではない。」と言い聞かせていました。(盛大なフラグ)
そしてその日が来ました。私が如恵留くんに落ちた日。
2020年5月3日
Instagramでの川島如恵留くんによるTravis Japan実況解説
そう。あの早口でTravis Japanを解説してたあれです。「あと松倉」のやつです。
ここまで読んでくださった方の心の声を代弁します。
「え、沼落ちブログだよね?きっかけそれ?ほんと?」
はい。私の沼落ちはこちらです。
いや、コロナ自粛でひたすらとらちゅーぶとか昔の少クラとか島動画見ててずっと危なかったんです。
如恵留くんの
なめらかでダイナミックなダンスとか
美しいアクロバットとか
優しい歌声とか
密度が濃いのに透き通るような高音とか
笑顔がかわいいところとか
金髪も黒髪も似合っちゃうところとか
トラジャ愛が深すぎるところとか
オタクのことをめちゃくちゃ考えているところとか
オタクじゃない方々のこともめちゃくちゃ考えているところとか
このいっぱいいっぱいの状態でトラジャ実況解説をみて如恵留くんへの愛おしさが突き抜けてしまいました。
だってファンが喜んでくれるんだろうなとか考えてこれ作ってくれたんでしょ?
もう好き。
なんか気付いたらアクスタやらうちわやら色々買ってました。幸い(ではないか、)舞台は中止になりまくってるので時間もお金も余裕がありますし、今後もなんとかなるでしょう。(なんとかします。)
こういう訳で私は如恵留担になりました。
VOLCANO語りから始まったかと思えば動きの美しさやらとらちゅーぶやら色んな方向に話がとっちらかってしまいましたが、ここまで読んでくれた人(いるのかな...)読んでくれてありがとうございました。
@iry__2227
こちらトラジャについて話したくて作ったTwitterのアカウントです。同担さんでも他担さんでももしよかったら話しかけてください。
これからの如恵留くんの活躍ほんとうに楽しみです!
(あの高貴な身のこなしは舞台映えすると思うからなんか東宝系とかの1700~1800年代のヨーロッパ系の舞台とか出て欲しいな~)
(あと個人的に玉野和紀さんのCLUB SEVENシリーズとか出て欲しい~)
(ストレートプレイとかもいいよね~)
以上、バレエ歴17年の舞台オタクが如恵留担になるまでの話でした。